津軽が生んだ鬼才「ふきた」(2012年現在、青森県在住)を中心に、80年代半ばより息の長い活動を続けるオルタナティヴ・ロック・グループ。POPLAND
OFF GALLERY名義のCD作品としては、90年発表の「月がとっても青いから」(ASHI NO URA Record P・O・G・-001X)以来になる本作は、激しい情念とその反対側にこぼれた美しい抒情が、硬質で鋭角的なパンク、NW、オルタナテイヴ直系のバンドサウンドと奇跡的な融合を果たした、ここ10数年のふきたとPOPLAND
OFF GALLERYメンバーの活動の集大成となるフルアルバムCD作品。8曲収録。
ライナーノーツ:三上 寛・せいだい
POPLAND OFF GALLERYメンバー
ふきた(ヴォーカル、ギター)
白鳥蛇ノ介(ベース、コーラス)
POP鈴木(ドラム)
fujiqui(ピアノ、ブズーキ、ギター、シンギングボール
「ヤーヤドー」ふきた (ARR-0026) ¥1,050(税込)
POPLAND OFF GALLERYの中心メンバー、ふきた(Vo G)が2005年5月に3曲入りCD−RとしてOFF
gallery recordsから発売したソロ作品に、シークレット・トラックを5曲追加してリマスタリング、38分のLP盤なみの収録時間になって、今回、Austin
Recordから再発になった。
ふきたとの共同プロデューサーの工藤洋岳のアレンジが冴える、POPLAND OFF GALLERYでも頻繁に演奏される代表曲「ヤーヤドー」と「笑い者」、ギター1本で歌われるふきたの叙情曲の傑作「夏の匂い」の既発の3曲に、未発表曲3曲を含むシークレット・トラック5曲を収録。
再発を記念して、ふきたのインタヴューを収録したミニブック(オースチン・ミニ・マガジン創刊号 無料配布)もあります。(2012年9月・再発)
40年以上にわたる、頭脳警察、シノラマ、エンケンバンド、三上寛や友川かずき、等との活動で日本のロック史にその名を刻むドラマー、パーカッショニスとの石塚俊明と、弘前で音楽活動を続ける、POPLAND OFF GALLERYのギター、ヴォーカルのふきたが、ふきたの楽曲演奏で、フリージャズのようなコンセプトで一発録りにいどんだスタジオライブの録音盤。7曲中今回初めてスタジオ録音が出る曲が3曲あります。POPLANDで録音された楽曲も、前回とはまた異なる音世界を展開しています。
POPLAND OFF GALLERYのヴォーカル、ギターのふきたの「ヤーヤドー」に続く9曲入りソロアルバム。ふきたが高校時代から90年代にかけて作られ歌われた楽曲が収録されているこれらの曲はステージで1回だけしか歌われなかったり、90年代によく歌われたにもかかわらず、2001年以降、封印されてライブでは歌われなくなっていたりした楽曲である。
2013年にこれらの楽曲を新録音で再生させたCD。シンガーふきたの原点、ともいうべき重要作品を多々含む。