オースチン・レコード
もどる ホーム
オースチン
ショップ
ギャラリー
掲示板
リンク
ショップ

きょるたいぽんつRECORDS 高松貴久遺作集・第3期について。

高松貴久が1997年に録音制作していた5枚のMD音源からCD化しました。三原から東京に出てきて、自分独自の音楽を確立し始めた時期の録音です。アーカイブとして、そのDからその@まで順次、200枚限定でCDリリース予定です。(2019年1月現在、そのBまで制作)

各CD・定価1,000円(税別) 

「きょるたいぽんつRECORDS」について

「きょるたいぽんつRECORDS」とは、2003年5月に逝去した高松貴久が遺した膨大な音源の散逸を極力防ぐため、高松の御遺族の了承をえて、公式にCD盤としてリリースするために、土田恵三、宇野木絵美(原始)、藤田 哲(富士一藤衛門)の3人で立ち上げたレーベルです。

「きょるたいぽんつ」とは高松貴久が生前これらの音源をカセットに録音して友人に配っていたときの、カセットレーベルにに描かれていたロゴマーク(当レーベルのロゴマークにも使用)の呼び名です。高松貴久が考えた架空のスポーツ「キャタピラ」の架空の世界選手権優勝者(中国系の人という設定)の名前から取られているとのことでした。

2010年2月現在、「SP盤!その@、そのA」(2009年8月リリース)、「SP盤!そのB、其之四」(2009年12月リリース)、「SP盤!其之五、LIVE!2000」(2009年10月リリース)の2枚組CD3種類をリリースしています。(SP盤シリーズのタイトルの表記の仕方は、生前に当人が書いた表記に拠っています)
2010年中に、1998年から1999年に録音された多重録音の音源もリリースする予定です。 (管理人の都合のため、現在も継続中の高松貴久HPでのアップが遅れていますが、後日そちらでも掲載予定です。とりあえず、販売担当のAustin RecordのHP内で音と紹介文を載せさせていただきます)

 

「SP盤!その@、そのA」(KTP−001, 002)

公式CD「花唄」録音後、それまでの多重録音から、ギター1本で一発どりカセット録音にスクラッチ・ノイズをかぶせたシンプルなスタイルに移行させた作品集の第一弾、第二弾。言葉も音もよりシンプルに、研ぎ澄まされて、深さを増した、高松貴久の極北の作品群。

その@:2001年9月19日以降完成
そのA:2002年1月12日以降完成

 

「SP盤!そのB、其之四」(KTP−003, 004)

2002年6月19日以降、2002年12月11日以降に完成。
その@Aの路線の延長で、当時の高松自身の、心の等身大の彷徨をそのまま唄におき替えたような世界が繰り広げられる。

 

「SP盤!其之五、LIVE!2000」(KTP−005, 006)

生前、最後の作品となった「其之五」。「十四歳」「うきよ」「村のうわさ」「なみだばし」「大人になったら」等の、聞き手の胸を打つ名作が多数収録されている。2003年4月7日以降完成。

「LIVE!2000」は2000年6月の両国フォークロアセンタールームでのライブを収録。「花唄」録音中に作られ、SP盤シリーズに収録されなかった曲群「夢見村」「こがね虫」「あぁ 人生がむなしゅうて」「酒・酒・酒」(この4曲+他数曲を録音したデモテープは存在)が演奏されている。

※各2CD・定価2,100円(税込) 

高松貴久遺作集 第2期について

高松貴久は「花唄」(ARR-0002)リリース以前、1993年から1999年にかけて自宅で4チャンネルの録音装置で多重録音を行っていました。 93年からの録音だと、かなり膨大な量に及びますが、今回、第2期は高松がその唄法と楽曲アレンジを完成させていたと判断される1998年以降の音源を2枚組みCD3組の形でリリースすることになりました。

 

「高松貴久/1998年その@、そのA」(KTP-007、008)

高松貴久独特の、声をファズをかけたように割る唄法と、シンプルに言葉をそぎ落とし、最低限の語数で歌の言葉をつくりだす手法を完成させていた、1998年の前半の多重録音集。 97年から2000年ごろのライブで頻繁に歌われた「酔(よひ)」「また」「狂うてしまおう」、2000年の公式CDのタイトルになった「花唄」(原題は「延歌」「花歌」)が含まれている。  「曇り空」ではパーカッションとシタールギター様の奏法でジョージ・ハリソンのソロ、ティラノサウルス・レックス風のアレンジに挑戦するなど、歌い方以外の編曲や楽器のバランスでも、単なるフォークの弾き語りにとどまらない幅広い才能を見せている。

1998年その@:98年7月14日以降録音完成
1998年そのA:99年1月9日以降録音完成

 

「高松貴久/1998年そのB、そのC」(KTP-009、010)

90年代後半の高松貴久の頂点を示す作品集。特に「そのB」はライブでもよく演奏された「三文歌うたい」「チクショ〜」「屋根にのぼって」「アキ地で野球」等のこの時期の代表曲、ライブで演奏されたことは少ないが今でも感動をさそう「涙の後で」「ライブハウスで見た男」「ひっこし」「ゆきづり」「不幸中の幸い」等々の傑作名作が目白押し。この時期の高松の作詞作曲力は尋常でなく、90年代の多重録音音源の最高傑作といっても過言ではない。  そのCでは、言葉はさらにシンプルに研ぎ澄まされ、グレイトフル・デッド、T-REX、村八分、頭脳警察の音楽性をを独自に消化したアレンジが現れ始めている。

1998年そのB:99年2月22日以降録音完成
1998年そのC:99年7月10日以降録音完成

 

「高松貴久/1999年その@+そのA、デモ」(KTP-011、012)

1999年から2000年にかけて、Austin Recordの「荒野の温泉河童芸者」(ARR-0001)へ参加やTHE OYSTER&THE FLYING FISHへのベーシストとしてのの参加、「花唄」の録音が重なったため、1999年後半から2000年前半の録音はここに収録したものがすべて、と意外に少ない。  だが、ここに収録された楽曲は質が高く、「花唄」に再録音されてさらに発展したものも多く、「デモ」にも「こがね虫」「夢見村」「あぁ 人生がむなしゅうて」「ハ・ハ・ハ」等、ライブで頻繁に演奏された重要な曲が多く含まれ、またほぼ弾き語り一発どりの手法は2000年代のSP盤への布石となった。その@収録の「長い夢」は高松のスタジオ録音でもっとも長尺の、10分以上の収録時間をもつ代表曲の1つで、エレクトリック・タカシ、オイスターでも頻繁に演奏された。

1999年その@:99年11月1日以降録音完成
1999年そのA:99年11月1日以降録音完成
デモ:全曲00年とのみ表記。(富士一の記憶では「花唄」録音中には殆ど完成していたテープをもらっている。)

※各2CD・定価2,100円(税込) 

オースチンレコードお問い合わせ: fujiemon@fujiemon.com
通販お問い合わせ: 中野 flower record tel:03−5380−3505
ホーム もどる top